アール・ヌーヴォーと聞いて誰もが思い浮かべる、繊細で華やかな女性像――その作者である芸術家アルフォンス・ミュシャは今年、没後80年。これを記念して、ミュシャ財団監修による展覧会がこ...
...Memories & Discoveries 19/07「MARI」
「MARI」とは、マリ・サムエルセンがこの夏ユニバーサルからリリースしたアルバムのタイトルだ。 マリ・サムエルセンは1983年ノルウェー生まれの。今年3月には、番組でも特集した作曲...
...世紀末への道|ウィーン・モダン
19世紀末から20世紀初頭、皇妃エリザベートが生きたウィーンで花開いた世紀末文化。 それは絵画、建築、工芸から音楽まで、ジャンルを超えたアーティストたちが結集し、新しい芸術を求めた...
...ビリーブ
1970年代、アメリカ。女性が仕事を選べず、自分の名前でクレジットカードも作れない。そんな時代に弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)が挑んだのは、「10...
...Memories & Discoveries 19/04「ディズニー、音楽が語ること」
4月、ライナーノーツを担当したディズニー・ピアノ・カヴァーのベスト盤『ディズニー・ピースフル・ピアノ BEST』がリリースされた。 昨年から、『ディズニー・オン・クラシック』をきっ...
...COMIC RECOMMEND Vol.10「王妃マルゴ」
萩尾望都は、私の人生の光だ。 歴史フィクションに憧れを持ったのも、彼女の中編『あぶない壇ノ浦』がきっかけだった。誰もが知る源頼朝と義経の決裂を、生育環境による思考パターンという心理...
...女性像の背後にあるもの|ラファエル前派の軌跡
19世紀半ば、ヴィクトリア朝の英国でダンテ・ゲイブリエル・ロセッティらが結成したラファエル前派兄弟団(P.R.B.)。それは保守的なアカデミズムに反旗を翻し「ラファエロ以前」の芸術...
...Memories & Discoveries 19/02「マックス・リヒターの世界」
2月から3月――日に日に春の息吹を感じる、希望に満ちた季節。まもなく来日するマックス・リヒターを特集する。 マックス・リヒターは1966年ドイツ生まれ、英国育ちの作曲家。2002年...
...女王陛下のお気に入り
私たちにもなじみ深い英国王室。その偉大な女王たちのなかで、唯一ほとんど知られていないのがこの映画の主役・アン女王ではないでしょうか。 18世紀初頭。イングランドは同盟軍とともに太陽...
...COMIC RECOMMEND Vol.09「北北西に曇と往け」
探偵が好きなのである。 探偵の魅力とは何だろう。たぶん彼らはみんな、やさしい人たちなのだと思う。どんなに無愛想ではぐれ者――時には社会不適合者みたいな顔をしていても、人間というもの...
...モダン美人誕生
「美人」の原点は、どこにあるのか? 今月ご紹介するのは、私たちが憧れてやまない「美人」の歴史を明治時代までさかのぼり、変革の時代を生きた日本女性のよそおいの変遷を辿る、ドラマティッ...
...Dear Sisters,
ここ10年ほど、一年のはじまりに書くことを大切にしている。 元旦の午後には恒例の「新年の誓い」を100個、書き終えた。仕事上のイメージもたくさん浮かんだ。2018年がテーマどおり、...
...