8月は音楽でヴァカンスを。 今回は9月開催のムジカサローネ Parte3の予習もかねて、「リストとマリー、その巡礼の年」をテーマに選曲した。 作曲家フランツ・リスト。彼は超絶技巧の...
...Starry Grobe
アンコール・ワットの夜明け。 ハワイの天の川や、モン・サン・ミッシェルの幻想的な夜空。 そしてニューヨークの夜の、きらびやかな街並み。 旅先で目にする夜と星の記憶を、土産品のスノー...
...いつか、安心できる場所で
自分で道をつくっていくのでなかったら、なんにもならない。 -須賀敦子 『ヴェネツィアの宿』 17歳の夏から、欠かさずに日記をつけている。 文筆家になると決めた夏だ...
...マンガと音楽のプレイリスト
ああ 恋人は赤い赤いバラのよう 6月に花咲く ああ 恋人は音楽のよう 甘い調べ -萩尾望都『残酷な神が支配する』 拙著『マンガと音楽の甘い関係』登場曲...
...真珠-海からのおくりもの
「≪キャンプ≫についてのノート」をテーマにした2019年のMETガラにおける、ハリー・スタイルズ。 彼が垂れ下がったパールのイヤリングをつけていたのを覚えているだろうか。GUCCI...
...ムジカサローネ Parte3「リストとマリー」
クラシック音楽にまつわる「人と人」の物語をひもとく音楽サロン。 第3回の主人公は、フランツ・リストと、そのパートナーで文筆家のマリー・ダグー。日記や書簡集に残された言葉や音楽を...
...Memories & Discoveries 20/06「STING goes CLASSICAL」
6月は英国気分。恒例の英国特集、今回はUKロックのレジェンドが歌う英国歌曲をご紹介した。 スティングは、1951年イングランド生まれの68歳。1977年にロックバンド「ポリス」を結...
...マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット
新解釈版『白鳥の湖』でバレエ界に新風を巻き起こした英国バレエ界の鬼才、マシュー・ボーン。その後も数々の話題作を世に送り出してきた彼の新作舞台『ロミオとジュリエット』が、いち早く日本...
...WAVES/ウェイブス
裕福な家庭に生まれ、輝かしい青春を謳歌していた兄と妹。しかし運命の歯車は狂いはじめ、ある夜を境に、日常は一変してしまう。絶望は、いつか癒されるのか――。あざやかな音楽と色彩が印象的...
...Memories & Discoveries 20/05「MUSIC FOR HOPE」
楽園のような5月が、今年もめぐってゆく。 半蔵門のスタジオでイタリア旅行の話をしたのは、2月の終わりのこと。あれから世界はすっかり変わり、3月半ばからはずっと、自宅で隔離生活をつづ...
...わたしの若草物語
少女たちに寄り添ってきたルイ―ザ・メイ・オルコットの名作『若草物語(Little Women)』。 この小説を原作にした最新映画をグレタ・ガーウィグが監督するというニュースは、早く...
...ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
ロンドン中心部のトラファルガー広場に面した世界屈指の美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー。貸出に厳しく、これまで世界のどの場所でも開催したことがない大規模な所蔵作品展が、この春...
...