私たちにもなじみ深い英国王室。その偉大な女王たちのなかで、唯一ほとんど知られていないのがこの映画の主役・アン女王ではないでしょうか。 18世紀初頭。イングランドは同盟軍とともに太陽...
...メアリーの総て
ゴシック小説の金字塔『フランケンシュタイン』。200年の時を経て愛されつづけるこの名作が、18歳の女性作家によって書かれたこと、ご存知ですか? 舞台は、19世紀初頭のロンドン。学者...
...騎士団長殺しは誰の仕業だったのか?|プラハのモーツァルト
天才音楽家モーツァルトの生誕260年を記念して製作された、英国/チェコ合作映画『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』が公開された。 映画のモチーフとなるのは、村上春樹の小説『...
...少女の過ぎゆく春|ソフィア・コッポラの椿姫
私はオペラを愛する――それは人生と劇場の枠内に位置しているからだ。私はオペラへの愛好を『夏の嵐』の最初のシーンで表そうとした。劇場とバロックの世界――これが私をオペラに結びつける動...
...SPA!にて木村拓哉さん単独インタビュー
はじめてのSMAPインタビューから3年。 本日発売のSPA!にて、木村拓哉さんの単独インタビューを担当いたしました。 nikkan-spa.jp 4月29日公開の映画『無限の住人』...
...シャーロック・ホームズの「音」世界
ソニー・ミュージックエンターテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、「シャーロック・ホームズの「音」世界」の特集を企画、構成、執筆しました。 「この春話題作がつ...
...ロイヤル・コンセルト・ヘボウ~オーケストラがやって来る
音楽雑誌「モーストリー・クラシック」2月号の特集は、クラシックと映画音楽。 この特集のなかに、1月公開のドキュメンタリー映画『ロイヤル・コンセルト・ヘボウ~オーケストラがやって来る...
...夢と野望の王国|ボリショイ・バビロン
今年は、ドキュメンタリー映画の当たり年なのかもしれない。 そんな確信を抱いたのは映画がはじまってすぐ、ボリショイ劇場の元バレエ芸術監督アキーモフが、こんなふうに語りだしたときだった...
...僕はここにいる|バレエボーイズ
この夏、私は岐路に立っていた。 生命にかかわるような話ではないのだけれど、私生活や仕事において「ほんとうにやりたいことは何か」「漫然とつづけているものはないのか」という自問自答をし...
...乙女が評する『借りぐらしのアリエッティ』
最初に惹かれたのは音楽。原作は英国児童文学。蔦に浮かぶ雫や陰影。 期待をこめて赴いた劇場で出会ったのは、小鳥がさえずる、荒れ果てた夏の庭だった。上品な老婦人の車に乗って、もの憂げな...
...小沼純一×高野麻衣「のだめ」トーク
(C)二ノ宮知子/講談社 (C)2014 Group8 & SPO All Rights Reserved タワレコのフリーマガジン「intoxicate」 4月号にて、音...
...1920年代、コート・ダジュール、そして恋|マジック・イン・ムーンライト
ウッディ・アレンが南仏を舞台に撮りおろしたロマンティック・コメディ。 それだけで、多幸感の80%以上が保障されている。 ウッディといえば最近では、虚栄に囚われ現実逃避する女の生きざ...
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