音楽雑誌「モーストリー・クラシック」2月号の特集は、クラシックと映画音楽。
この特集のなかに、1月公開のドキュメンタリー映画『ロイヤル・コンセルト・ヘボウ~オーケストラがやって来る』に登場した、ケルステン・マッコール(首席フルート奏者)&グスターボ・ヌニェス・ロドリゲス(首席ファゴット奏者)へのWインタビューを掲載していただきました!
「オーケストラには偉大な指揮者だけでなく、聴衆が必要なのです。あのタクシー運転手や、アフリカの少女や、ロシアの老人や、そういう聴衆がいてこその私たちなんです。
音楽ってなんのためにあるのかと疑問に思う人がいたら、この映画を観てほしい。爆弾を落とすより音楽を――そのほうが、世界がよりよくなるとは思いませんか?」
ふたりが語ってくれたとおり、音楽という文化にとって聴衆がどれだけ大切かを教えてくれた『ロイヤル・コンセルト・ヘボウ~オーケストラがやって来る』。
『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』予告
この、ロシアのおじいさんの表情がほんとうにいいんです。
アフリカの、希望にあふれる子どもたちの表情も。「音楽を聴くひと、愛するひと」を追いかけ続けているわたしにとって、とても勇気をもらえる、エモーショナルなドキュメンタリー映画でした。
今回の特集が紹介しているように、音楽は「音楽映画」だけに存在しているのではありませんよね。
この作品もどうか「音楽映画」と決めつけず、「音楽に魅入られた人びとに出会うロードムービー」として、多くのひとに観ていただけますように!
- 出版社/メーカー: 日本工業新聞社
- 発売日: 2015/12/19
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