15歳の天才がいる。
児玉隼人。昨夏の日本管打楽器コンクールで史上最年少優勝を果たした、新進気鋭のトランペット奏者。5歳からコルネットを、9歳からは本格的にトランペットを吹き始め、数々のコンクールで第1位を受賞。3年前、小学6年生で開催したソロデビューリサイタルも話題を呼んだ。その後東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団など数々のオーケストラと共演を重ね、先頃待望のデビューアルバム『Reverberate』をリリース。現在中学3年生――そんな事実を忘れさせてしまう、眩しいほどの活躍ぶりだ。
児玉隼人(トランペット)、晴れやかな音色響かせ新たな夢のはじまりへ
https://spice.eplus.jp/articles/336006
『Memories & Discoveries』にて、この春執筆した児玉隼人さんのデビューと、その楽器の世界をご紹介しました。
かけつけたリサイタルの終演後、なぜ「ドイツ」なのか尋ねたところ「ドイツのオーケストラが好きだし夢なんです」というまっすぐな答え。名門オケにいる彼の未来がブワッと浮かび、鳥肌が立ちました。
放送では、リサイタルの曲目をご紹介しつつその印象を語ったので、ぜひ公演レポートをご参照ください。
クラシック・プレイリスト、次回のテーマは公開中の映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』。毎朝5時台、JFN系列38の全国FM局での放送は終了しましたが、radikoタイムフリーでお聴きいただけます。