きょうは聖アンデレの日。アドベントのはじまりです。
OTTAVA Domenicaでは4回にわたってクリスマスを大特集。今週は初回ということで、わたしたち日本人にクリスマスへの憧れを教えてくれた英米児童文学の雰囲気にフィーチャーしてみました。
待ちに待った『ダウントン・アビー2』の放送開始や、短編アニメ『ピーターと狼』と元ロンドン交響楽団で音楽教育のプロ、マイケル・スペンサーの関係性。
わたしの宝物である角野栄子『クリスマス・クリスマス』もご紹介しました。クリスマスの音楽というと、個人的決定版は、やはりルロイ・アンダーソンの「クリスマス・フェスティバル」(この多幸感!!)。
コヴェントリーキャロルと合わせてご紹介した現代英国の作曲家タヴナーの「誕生日の眠り」もすばらしい。
そして新発見だったのが、「パッヘルベルのカノン」をボブ・チルコットがアレンジした「薔薇の奇蹟」です。
林田さん曰く「アンダーソンといえばNAXOS」というくらい、NAXOSはクリスマス音楽の宝庫だということにあらためて驚きました。今朝は「薔薇の奇蹟」ではじまる『クリスマスソングスオブセカイ。』を聴きながら、ツリーを飾り、アドベントカレンダーを並べました。
一年でもっとも聖なる季節を、蝋燭に火を灯しながら、音楽とともに楽しみたいと思います。
【3時のモーツァルト】
歌劇『後宮からの逃走』(フルート弦楽四重奏版)
【きょうの朗読】
ヘンデル:オラトリオ『メサイア』第一部より
【日曜日の本】
角野栄子『クリスマス・クリスマス』(福音館書店)
- 作者: 角野栄子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
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絵本や童話に登場するたび夢に見た、七面鳥のローストやクリスマス・プディング。英国では、クリスマスに欠かせないお菓子です。憧れてはいても日本ではなかなか見つかりませんでしたが、いまではクリック一つで届くのですから驚きです。
赤いチェック柄とショートブレッドでおなじみのウォーカー社のフルーツプディングは、ドライフルーツやスパイスをふんだんに使って作られているので、ずっしりと重く濃厚な味。軽く温めてウィスキーやブランデーをかけたり、ホイップクリームをのせて食べたりと、様々な食べ方で楽しまれています。ブリテンやフィンジの音楽とともに、今年はクリスマス・プディングをいかが?
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