こんばんは、高野麻衣です。 ガーリエンヌちゃんの夏のHit Listがとても楽しかったのでわたしも。
ささやかな「夏のアルバム」、楽しんでいただければ幸いです。
●Garden
現在、新刊に向けて実家近くの祖父の家で合宿中。
広い座敷の緑の簾越しに見る夏の終わりの庭は、静かなノスタルジー。
●Car
妹の新車は、こだわりのスカイブルーと水彩画のようなクッションが自慢。
Bagのかわりに車もいいな、とめずらしく考えてみたり(そもそも運転免許がないのだけれど)。
●Boys
このところロンドン五輪競泳の、入江陵介さんがおきにいり。
理由は友人が、ピアノも得意という王子様プロフィールを教えてくれたから。Music的にも閉会式のOne Directionがヘビロテだったり、生まれて初めてというくらい楽しめたオリンピックだった。さすが英国万歳!
●Sweets
伊勢丹の地下で贖った「萩尾望都ケーキ」。
モダンで上品な甘さなのに、なつかしいデザインとアラザンが乙女ポイント。
●Tea
Tシャツはないけど、Teaは日課。
写真のKusmi teaは、ラ・フォル・ジュルネのバレエ・リュス展以来のおきにいり。
●Book
鳩山郁子の『ゆきしろ、ばらべに―少年傑作集―』(太田出版)。
一見ダークな世界観のなかに、グレゴリオ聖歌やすみれの花の砂糖漬け、紺碧の海の輝きがぎゅっとつまっている。涼やかで静謐な夏の夜のおともに。
●Flower
夏の花でいちばんすきな凌霄花。『少年アリス』みたいに「凌霄花のからみついた露台」のある家に住むのが夢。
●Nail
この夏のテーマカラーだったさくらんぼ色。私にとっての夏の色は、淡く、すこしものうげなペールトーン。
来週東京に戻ったら、濃い色に塗り替えよう。
夏の名残を感じながらする秋支度、これもまた一興。
もう少し涼しくなったら、恒例のヴィクトリアン強化月間に突入する予定です。
(花園magazine 初出)