去る10月、小学生のお子さんをお持ちのすてきなママさんたちと、お気に入りのカフェでクラシック座談会を開催。朝日小学生新聞の月刊紙「朝日おかあさん新聞」一面にて、大きく掲載していただきました(11/20)。
テーマは「子どもといっしょにクラシック・デビュー」。
「音楽は好きだけど、子どもと一緒に楽しめる?」と悩むママ読者たちに向けて、
①音楽家を好きになる
②自分の「基地」をつくる
③日常のなかで音楽を楽しむ
という3つの切り口でご案内しています。
たとえば「娘はアイドルに夢中」とおっしゃるママに、アイドルみたいにおもしろくてカッコイイ音楽家たちのことを『クラシカロイド』や伝記マンガ(下段参照)で知ってもらうのはどうかとご提案したら、「このアニメ、うちの子見てる!」と発見があったり。
オシャレしておきにいりの街に出かける感覚で、「第九」やクリスマスコンサートに行ってみてはというご提案に、ご自分のすてきな思い出を聞かせてくださったり。
「クラシックの出会いの扉は、意外と身近に転がっている」
「自分の「好き」を見つけて、子どもといっしょに分かちあおう」
というメッセージを快く受けとっていただいた、とてもやりがいのある座談会でした。
ママ読者の綾部さん、寺内さん。あたたかな写真を撮影してくださったカメラマンの粂川さん。そして、2時間あまりのおしゃべりをわかりやすく、ていねいに思いを掬いつつまとめてくださった記者の谷口さんに、あらためて御礼いたします。
私は母ではないけれど、自分自身が母をはじめとする家族に与えてもらった「出会いのきっかけ」に深く感謝しつつ、いま生きています。
ママたちの「子どもに出会いのきっかけを与えたい(でも押しつけたくない)」という真摯な思いに感動するとともに、姪っ子など身近な子どもたちだけではない、たくさんの子どもたちのために自分にできることはなにかと考えはじめています。
すでにキッズ向け書籍などもいくつか手掛け、「乙女」からはじまった執筆活動が、年々「女性」「親と子」といった広がりを見せ、一緒に成長しているように感じているのです。
もちろん「乙女」は自分の核なので忘れずに—―今後いっそう、こうしたレクチャーにも力を入れていきたいとワクワクしています。
朝日おかあさん新聞、機会があればぜひご一読くださいませ。
【ご紹介したおもな書籍・CD・イベント】
1)アニメ『クラシカロイド』(※一部ライナーノーツを担当)
“ClassicaLoid” Presents ベスト・クラシック100
- アーティスト: オムニバス(クラシック),ロリン・マゼール,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,マリー=ジャンヌ・セレーロ・グレニスター,ドヴォルザーク,モーツァルト,ショパン,バシュレ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2017/09/06
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: オムニバス(クラシック),リスボン・グルベンキアン財団合唱団,ミシェル・コルボ,リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団,ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団,モーツァルト,グノー,プッチーニ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
2)『感動がいっぱい! 音楽の伝記』(※執筆・監修を担当)
3) 映画『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』
4) METライブビューイング
5) サントリーホール クリスマス オルガンコンサート2017
6) ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート
7) ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
* 掲載に際してお世話になって関係者様、会場のtomigaya TERRACE様にも深く御礼いたします。