午後、オルセー美術館の内覧会へ。
”印象派の殿堂”から84点もの来日ということで、どこをとっても贅沢な空間ーーとはいえマダムっぽさはなく、ブルー、マゼンダ、イエローと、テーマごとに変わるマカロンカラーの壁紙と高い天井が、パリ気分を盛り上げる。
音楽とのコラボレーションも満載。
18日(金)には読響メンバーによるコンサートが開かれるほか、この展覧会のアイコンでもあるマネ「笛を吹く少年」の再現楽器や、音声ガイドに収録されたドビュッシー自演の自動演奏ピアノにも注目したい。
お土産はマリアージュ・フレールの特別銘柄「印象派の誕生 Naissance de L’Impressionnisme」に決まり!――と考えていたのだが、アンリ・シャルパンティエのガトーやH.P.FRANCEのアクセサリーも愛らしく、目移り。とりいそぎFELISSIMO製作の「モネの草上の昼食 おすそわけ袋」(バスケット風ジップロック)を購入。一気にピクニックへ出かけたくなった。
翌9日の夜に開かれたオルセー美術館展×H.P.FRANCEのローンチパーティでは、ミッドタウン ガレリア2階のいつものショップが、まるで美術館に!
「笛を吹く少年」やルノワール「ダヤン夫人」を意匠にしたアクセサリーや帽子、画家たちの名画を刻んだセルジュ・トラヴァルにときめいた。ルノワール曰く「痛みはいつか消えるが、美は永遠に残る」ーー
ピッコロやフルートのサプライズ演奏があったり、パリが恵理の画家・堀江隼さんに似顔絵を描いてもらったり、アートへの愛に満ちた時間を愉しんだ。