Photo: ORF/Günther Pichlkostner
新春初のOTTAVA Domenica、テーマは「2015年にやりたい∞のこと」!
ウィンナ・ワルツの華やかな気分の中で、シュトラウス2世『こうもり』とシャンパン消費量の甘い関係(?)などおしゃべりしつつ、
◆シベリウス生誕150年&スクリャービン没後100年
◆大野和士(都響)、上岡敏之(新日フィル)、パーヴォ・ヤルヴィ(N響)そしてゲルギエフ(PMF)就任!
◆二期会『魔笛』(7月、宮本亜門演出)、東京芸術劇場『フィガロの結婚』(10月、野田秀樹演出)
◆東京春音楽祭&ラ・フォル・ジュルネ2015
などなど、林田直樹さんセレクトによるミュージックシーンがよくわかる&楽しみすぎる!話題と音楽をたっぷりお伝えしました。
3時のモーツァルトのあとは、音楽とともに楽しみたい展覧会や本の話題もご紹介。
ビッグ4(ルーヴル美術館、大英博物館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、プラド美術館)の来日も見逃せませんが、高野セレクトの注目はこんなかんじ!
◆グエルチーノ展(3/3~国立西洋美術館)
東京春音楽祭とのコラボレーションも♪
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2015guercino.html
◆ボッティチェリとルネサンス展(3/21~Bunkamuraザ・ミュージアム)
原題は「Money & Beauty」。ルネサンスを支えた大富豪メディチ家をたっぷりフィーチャーした異色のテーマが注目!
http://www.botticelli2015.jp/
◆ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展(5/26~東京富士美術館)
林田さんが大好きなミケランジェロとの対決も。西山まりえさんの新譜から、ダ・ヴィンチの作曲したラヴソングもご紹介しました♪
http://www.fujibi.or.jp/…/fujibi-i…/news-list/2014/3142.html
NAXOS JAPAN | 天使のハープ ~ 5台のヒストリカル・ハープがいざなう、中世のダンス・パーティ、ダ・ヴィンチのアトリエ、マリー・アントワネットのサロン<配信限定>http://naxos.jp/digital/koggaki-harp
今年もたくさんの音楽や美術、本、そして歴史や日常のキラキラを分かちあえたら幸せです。
お便りはdomenica@ottava.comまで、お待ちしております。
【予告】来週1/11は新国立劇場『さまよえるオランダ人』インタビュー&大特集です!
【3時のモーツァルト】
2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
【麻衣のオススメ】
『ニューイヤー・コンサート 1992』
カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
新年といえば、欠かせないのがウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。毎年元旦にウィーン楽友協会の黄金のホールで行われるマチネです。薔薇にダリアに、フリージア。ホール中を彩る花の装飾とバレエが彩る中継を観ることを、私はシャンパンを準備して味わう「完璧な乙女の年中行事」と位置づけています。
忘れられないのが、カルロス・クライバーが指揮した1992年のコンサート。美しい彼が踊るようにバトンを振ると、紡がれる鮮やかなのに懐かしいウィンナ・ワルツ。いまでも新年のBGMにして、幸福な時間を演出します。
- アーティスト: カルロス・クライバー,カルロス・クライバー指揮,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
- 発売日: 2008/11/19
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