OTTAVA Domenica 第23回「マノン・レスコー、あるいは春の花」(3月8日放送)

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まもなく初日の新国立劇場『マノン・レスコー』講座でスタートした本日のOTTAVA Domenica、楽しんでいただけましたか?

写真は林田さんとともに、許可を得てステージの上で撮影していただいたもの。客席でみるよりはるかに広大な空間に、あらためて歌手の方たちの勇気と覚悟を思い知り、背筋が伸びる思いでした。

【Music】美を愛する幸福を | 新国立劇場『マノン・レスコー』 – Salonette

 

マノンのドレスのミモザ色もまぶしい、本日テーマは「春の花」。野ばらやすみれはもちろん、ジャスミンやチューリップにいたるまで、たくさんの花にちなんだ音楽をお届けしました。

旬の話題では、高野の故郷で開催される「ラ・フォル・ジュルネ新潟」をはじめ地方の音楽祭のお話など。LFJプレイベントのために帰省して初参加できた「町屋の人形さま巡り」や、「雪室珈琲」もご紹介しています。

まだまだ寒い日はつづきますが、確実に春は近づいています。どうか、花のような日々をお過ごしください。

 

【3時のモーツァルト】
歌曲「すみれ」

 

【日曜日の本】
岡本太郎『美の呪力』(新潮文庫)[林田直樹・選]

美の呪力 (新潮文庫)

美の呪力 (新潮文庫)

【麻衣のオススメ】
雪室珈琲 ドリップ

3月2日、桃の節句を前に故郷である新潟の城下町・村上の「町屋の人形さま巡り」へ。73軒の町屋が、古くは寛永から現代まで、各家で代々受け継がれてきたお雛様を展示。時代時代のお人形の顔や着物の違いに感動したり、迎えてくれる家のおばあちゃまとおしゃべりしたりできる、今年で16回目の人気イベントです。この時期の帰省はなかなかできず楽しみにしていた初体験は、祖母とのよい思い出になりました。

芭蕉ゆかりの旧旅籠・井筒屋さんでは、ブルーベリーマフィンのお膳に桃の枝。一緒にいただいたコーヒーがあまりにもおいしいので女将に伺ったところ、この「雪室珈琲」について教えてもらったのです。雪国では古来、作物を長期保存するために雪の中に入れていましたが、暑い夏場は不可能でした。これを可能にしたのが「雪室」と呼ばれる低温貯蔵施設です。施設内部を断熱材でコートし、投入した雪の解凍速度を抑えることで、雪を秋まで残すことができるのだそう。この雪室で保存したコーヒー豆は、苦みや渋みがとれてまろやかに。ブラックでも、やさしくすっきりとした味わいを味わうことができました。新潟のお土産気分たっぷりの「雪室珈琲」、「3時のモーツァルト」のおともにぜひおためしください!

【楽天市場】雪室コーヒー ドリップタイプ食後の一杯に、コクと薫りの贅沢。雪室で熟成させた、まろやかなブレンドです。10g×5杯分入り 越後雪室屋[2k-un]:吉兆楽の魚沼お米倶楽部

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