本日のOTTAVA Domenica、テーマは「ロシア」。2月最後の放送ということで、しっとりした冬の情景を聴きおさめします。
その前に、春の息吹まんさいの新コーナー!
東京芸術劇場の画期的なプロジェクト「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー」から、20代の個性豊かな音楽家たちをお迎えする「今月の芸劇ウインド・オーケストラ」。
第1回は打楽器奏者の小山田萌さん&篠崎史門さん(写真)が登場し、スタジオのDJアヤシダとセッション!! フレッシュなパワーと、“音楽の源”ともいえそうな打楽器のおもしろさを味わえました。新コーナーは、毎月1回シリーズとなりますので、今後もお楽しみに。
芸劇ウインド・オーケストラ第1回演奏会
3/13(金)19:00 東京芸術劇場
http://www.geigeki.jp/performance/concert042/c42-2/北国つながりで、彩の国シェイクスピアシリーズ『ハムレット』や宝塚のミュージカル『白夜の誓い』、そしてムーミンといった「北欧」の話題ももりだくさん。
【Stage】ホレイシオ、天と地のあいだ | 彩の国シェイクスピア・シリーズ『ハムレット』 – Salonette
【Stage】「仮面舞踏会」の真実 | ミュージカル『白夜の誓い―グスタフ3世、誇り高き王の戦い―』 – Salonette
いつだって、季節によりそって音楽を楽しめますように!
【3時のモーツァルト】
フルート四重奏曲 第1番
【日曜日の本】
金子幸彦訳『プーシキン詩集』(岩波文庫)[林田直樹・選]
- 作者: プーシキン,金子幸彦
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【麻衣のオススメ】
『シャネル&ストラヴィンスキー』[DVD]1913年のパリ。最先端の総合芸術団体バレエ・リュスがロシアの作曲家イゴール・ストラヴィンスキー(マッツ・ミケルセン)に委嘱した『春の祭典』の初演は、観客の罵声と怒声で大混乱に陥る。その客席には、ココ・シャネル(アナ・ムグラリス)の姿もあった。7年後、名声と引きかえに最愛の男を失ったばかりのココと、パリで亡命生活を送っていたイゴールが再会。ココはイゴールに、家族とともに郊外の自分の別荘に移り住むことを提案する。恋に落ちたふたりは互いを刺激し、それぞれの新たな創造力を開花させていくのだが――。
ラ・フォル・ジュルネの故郷ナント出身で、シャネルのミューズでもある女優ムグラリスの男前さと、ミケルセンの受け身で禁欲的な演技が官能をかきたてる、美しいフランス映画。冒頭たっぷりとつづく『春の祭典』初演のシーンだけでも必見です。アール・デコの耽美な別荘で響くストラヴィンスキーのピアノ曲「五本の指で」が、きっと耳に残るでしょう。
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