今週のOTTAVA Domenica、テーマは「春、ウィーンにて」。
林田直樹さん選曲のOTTAVAコンピ新シリーズ第1弾のタイトルをもとに、ウィーンにちなんだ音楽や、かの地で録音された1930年代の古い音源をたくさんご紹介します。
旬の話題では、届いたばかりのブルックナーの大プロジェクトに林田さんが大興奮!
また、前代未聞の22回連載が決定したラ・フォル・ジュルネ座談会のお知らせも。林田さんとわたし、そして大好評のナント報告回(2/15放送分)でゲストに来ていただいた飯田有抄さんが終電ギリギリまで5時間近く語りこんだ熱気を、そのままお届けしています。
いわば「読むOTTAVA Domenica」。ぜひご覧ください!
http://www.lfj.jp/lfj_2015/pickup/01-1.html
また、今回は新しくOTTAVAで放送できるようになったリスペクト・レコードの音源ももりだくさん。ハワイの歴史的ピアニスト、レネ・パウロの「ムーンリバー」や、フランスのポップ・シンガーのアルバムから2つの「オーシャンゼリゼ」など、彩り豊かな音楽をお楽しみください。
心機一転、半蔵門の新スタジオからお届けする来週からの放送も、どうぞご期待を!
【3時のモーツァルト】
フルート四重奏曲第4番~第1楽章
【日曜日の本】 [高野麻衣・選]
- 作者: 雲田はるこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: コミック
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【麻衣のオススメ】
『春、ウィーンにて(Spring in Vienna)』OTTAVAのコンピレーションCDが、新シリーズに突入します!
第1弾は、ウィーンにも拠点をもつ日本のクラシック・レーベル Camerata(カメラータ・トウキョウ)との初コラボレーションCD。林田直樹さんがセレクトしたウィーンの春薫る名品10曲を、ウィーンを中心に世界で活躍する演奏家たち(ウィーン・フィルの首席奏者など多数!)の馥郁たる名演奏でお届けします。
さっそく本日の放送でご紹介するのは、モーツァルトとブラームスによるフルート入り室内楽。1曲目とラストに雅やかなフルートを持ってきたことについて、林田さん曰く「フルートは春の音」とのこと。もちろん、明るい春だけでなく、切なさや憂愁ただよう世紀末のウィーンへの目配せも万全です。
ジャケットのシェーンブルン宮殿がモノクロームになっているのが、ある意味象徴的。今回はブックレットも完備なので、林田さんのアートワークへのこだわりにも大期待なのです。春から初夏へと移りゆく季節のなかに、人生のある一瞬を感じてみる。そんな音楽と時間を、みなさんもいかがですか?