OTTAVA Domenica 第28回「春、ウィーンにて」(4月12日放送)

今週のOTTAVA Domenica、テーマは「春、ウィーンにて」。

林田直樹さん選曲のOTTAVAコンピ新シリーズ第1弾のタイトルをもとに、ウィーンにちなんだ音楽や、かの地で録音された1930年代の古い音源をたくさんご紹介します。

旬の話題では、届いたばかりのブルックナーの大プロジェクトに林田さんが大興奮!

また、前代未聞の22回連載が決定したラ・フォル・ジュルネ座談会のお知らせも。林田さんとわたし、そして大好評のナント報告回(2/15放送分)でゲストに来ていただいた飯田有抄さんが終電ギリギリまで5時間近く語りこんだ熱気を、そのままお届けしています。

いわば「読むOTTAVA Domenica」。ぜひご覧ください!

http://www.lfj.jp/lfj_2015/pickup/01-1.html

 

また、今回は新しくOTTAVAで放送できるようになったリスペクト・レコードの音源ももりだくさん。ハワイの歴史的ピアニスト、レネ・パウロの「ムーンリバー」や、フランスのポップ・シンガーのアルバムから2つの「オーシャンゼリゼ」など、彩り豊かな音楽をお楽しみください。

心機一転、半蔵門の新スタジオからお届けする来週からの放送も、どうぞご期待を!

 

【3時のモーツァルト】
フルート四重奏曲第4番~第1楽章

 

【日曜日の本】 [高野麻衣・選]

昭和元禄落語心中(7) (KCx)

昭和元禄落語心中(7) (KCx)

【麻衣のオススメ】
『春、ウィーンにて(Spring in Vienna)』

OTTAVAのコンピレーションCDが、新シリーズに突入します!

第1弾は、ウィーンにも拠点をもつ日本のクラシック・レーベル Camerata(カメラータ・トウキョウ)との初コラボレーションCD。林田直樹さんがセレクトしたウィーンの春薫る名品10曲を、ウィーンを中心に世界で活躍する演奏家たち(ウィーン・フィルの首席奏者など多数!)の馥郁たる名演奏でお届けします。

さっそく本日の放送でご紹介するのは、モーツァルトとブラームスによるフルート入り室内楽。1曲目とラストに雅やかなフルートを持ってきたことについて、林田さん曰く「フルートは春の音」とのこと。もちろん、明るい春だけでなく、切なさや憂愁ただよう世紀末のウィーンへの目配せも万全です。

ジャケットのシェーンブルン宮殿がモノクロームになっているのが、ある意味象徴的。今回はブックレットも完備なので、林田さんのアートワークへのこだわりにも大期待なのです。春から初夏へと移りゆく季節のなかに、人生のある一瞬を感じてみる。そんな音楽と時間を、みなさんもいかがですか?

item.rakuten.co.jp

www.ottava.jp

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