フランスの港町ナントで誕生し、もっともエキサイティングな音楽の祭典としてクラシック界に衝撃を与え続けている「ラ・フォル・ジュルネ」。スペイン、ポルトガル、ブラジル、ポーランドなど、その熱狂の波は瞬く間に世界中へと伝播し、日本でも2005年からスタート。毎年80万人が訪れる音楽祭として拡大している。

本書は、その驚異のイベントの仕掛け人であり、芸術監督を務めるルネ・マルタン初のクラシック・ガイドをお届けする。

師匠ルネ・マルタンとともに、人生を豊かに、優雅に演出してくれるクラシックの聴き方を提案するガイドブックを刊行しました。

「恋人と、きらめく街を歩く」「休日の朝、気持ちのよい二度寝に」「昼休み、カフェで試験勉強」「くたびれた帰り道」「秋、散る落ち葉を眺めながら」――仕事から恋愛、四季の風景まで、暮らしのなかのシチュエーションにピッタリはまる曲を、音楽で生活を彩るフランス人ならではの柔らかい視点でご紹介します。

コラムには、高野麻衣の原点をしっかり詰め込みました。
すてきな音楽はきっと、あなたのすぐ隣にある。

『フランス的クラシック生活』
ルネ・マルタン/著 高野麻衣/解説
PHP新書 定価:800円+税
ISBN978-4-569-79786-1

 

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連載|ルネ・マルタンの音楽日記

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