本日発売のSPA!にて、KinKi Kidsのおふたりへのインタビューを担当いたしました。
7月20日に、デビュー20周年イヤーの第1弾シングル『薔薇と太陽』がリリースされるKinKi Kids。
今年再集結したTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんが書き下ろしたというこの曲を最初に聴いたときの印象は、「『硝子の少年』が大人になってる!」でした。
あれからもう、20年。
ちょうど堂本剛さんと同い年である私にとって、おふたりの20年には、他人事ではない切実さがありました。
光一さんは言います。
「完璧にしなきゃいけない」って思いが先走りして、だんだん周りが見えなくなって……。(略)結果は後からついてくるもの。いまは自分ができることにベストを尽くすだけです。
剛さんは言います。
「仕方ない」っていう正義を、僕は悪だと思っています。(略)星も光も見えない薄暗い道をただ歩くよりも、自分の信じる光を見つけたいじゃないですか。
同じ時間を、私たちと同じような悩みに直面しながら生きてきたことに、胸が熱くなるお話が満載でした。
個人的には「SMAP兄さん」の話を率先して出してくださったのも嬉しかった!「僕らには僕らの輝き方がある。それに気づかせてくれた、すごく高貴な、まぶしい存在」なのだそうです。とてもよく、わかる気がしました。
真剣勝負のインタビューの最後に思ったのは、「悩むことに終わりなんてない」という覚悟。30代を過ぎて、たとえばSMAP世代になったときには、また違う景色が見えるのかもしれません。
真っ暗闇の夜空を見上げたときに、星をひとつでも見つけられるような、それくらいの平常心があれば、自分の腑に落ちる人生にたどりつけると思うんですよ。
だから突き進んでください、と笑ってくれた剛さんの言葉を、いまは胸に掲げようと思いました。
インタビュー全編は、ぜひSPA!本誌でご確認ください。
[2017.4.4追記]