音楽と絵画をまとう|国立新美術館「バレエ・リュス」展

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「魅惑のコスチューム: バレエ・リュス展」の取材へ。

暗闇を抜けて足を踏み入れた空間には、鳴り響くボロディンやチャイコフスキー。

ニジンスキーの神話の世界。眠り姫のドレスに、貴婦人のマント。さくらんぼ。ピンクのリボンの白いプードル。星座を描いたレオタード……まるっきり萩尾望都の世界!

バクストによる古典回帰なデザインもさることながら、マティスやキリコのデザインになると、それはもはや”動く絵画”だ。

絵を身に纏う、とは本来はこういうことにちがいない。今年のいちばんになりそうな多幸感を味わった。

 

「バレエ・リュス展」を企画した、主席研究員の本橋弥生さんと。
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いちばん人気はニジンスキー? ロシアでもフランスでもなく、なぜオーストラリアに所蔵されているの?
インタビューは時間を忘れてつづいた。

 

お天気もいいので、そのまま21_21 DESIGN SIGHTへ。
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「イメージメーカー展」のメインはジャン=ポール・グード。なんだかんだで巴里祭に似合いの一日になった。

http://www.tbs.co.jp/balletsrusses2014/

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